波佐見町総合文化会館(ウェーブホール)敷地内


黙  原マルチノの決意
(天正遣欧使節)

マルチノ出生の地 波佐見

 天正10年(西暦1582年)初めてヨーロッパに渡った世に名高い天正遣欧少年使節の1人が『ドン・マルチノ・ハラ』(当時12〜13歳)です。
 時は織田・豊臣が天下を統一しようと戦乱が続く天正年間。波佐見の城主の子として生まれたマルチノは、有馬のセミナリオ(神学校)で学んでいた少年たちの中で、特に語学が優れていたことから、キリシタン大名の使節に選ばれました。
 マルチノたちが持ち帰った数々の西洋文化(活字印刷機・楽器・聖書など)は、後世に大きな影響を与えました。この像は、固い決意を秘めて故郷を離れるときの凛々しい姿です。



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