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千々石 ちぢわ

千々石ミゲル像
ちぢわみげるぞう

 天正遣欧使節の1人、千々石ミゲルの像。
 ミゲルは使節を派遣したキリシタン大名、大村純忠の甥であり、有馬晴信のいとこ。幼くして戦で父をなくしている。ヨーロッパから来た宣教師によると、彼は物腰が「(はちみつのように)甘い」人物であったらしい。晩年は棄教し、家庭を持っている。

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千々石町役場の敷地内にあります。諌早駅の島鉄バスターミナルから口之津行きのバスに乗り、「千々石学校前」で下車。私はいつもここで降りてしまうのでわかりませんが、もっと近くのバス停があるかもしれません。「千々石学校前」からでも歩いていけます。

千々石ミゲル像写真


釜蓋城跡
かまぶたじょうあと

  ミゲルの祖父が築いた城。1577(天正5)年、ミゲルの父である千々石直員の代に龍造寺氏に攻められた。この戦で直員は25歳で自刃。ミゲルは8〜10歳ごろだったと考えられる。
 今は小さな展望台になっており、橘湾が臨める。

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諌早駅のバスターミナルから口之津行きのバスに乗車。たぶん「橘神社」のバス停があったと思います。橘神社の鳥居をくぐり、桜並木の参道を行くと右手に「千々石清左衛門(ミゲル)の碑」の標識があります。そこを右に曲がって道なりにずっと登っていくとグラウンドがあり、さらに上の丘に釜蓋城があります。

釜蓋城跡写真


千々石清左衛門の碑
ちぢわせいざえもんのひ

 ミゲルの日本名、「清左衛門」の名前が刻まれた碑。釜蓋城のすぐ隣にある。どっしりした大きな碑で、裏側には碑文が、表側には
「天正遣欧少年使節 DON MICHAEL 千々石清左衛門之碑」と刻まれている。

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釜蓋城展望台の建物の、すぐ隣にこの碑があります。近くには「釜蓋城由来記」の解説板も建っています。

千々石清左衛門の碑写真

<2005.07.18 更新>

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