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(イスラエル 旅のこぼれ話3)
入国と出国で引っかかる

 入国・出国審査が他の国より厳しいと言われるイスラエル。早速私も引っかかってきました。
 まずは入国審査から。エジプトからイスラエルへの入国審査のときのこと。英語が堪能でないので「何をきかれるのか」とそわそわしながら並び、入国審査の順番を待つ。
 いよいよ私の番だ。きかれたのは次の3つ。
1. What your name?
2. Speaking English?
3. Where are you going now?
 珍しくなんとなく聞き取れたので、ちゃんと答えた(と思う)私。それが終わると、入国審査官の女性、私のパスポートに何やら怪しいシールを貼り、シールに書かれている番号に丸をつけた。何したんだろ?と思いつつ、次の荷物チェックへ。

 …荷物チェックを無事終え、他のツアーメンバーを待つ。

 …………

 …私のパスポートがありません!!!!!

 なぜか私のパスポートが返ってこない。添乗員さんにも同じ現象が起こり、確認してもらうと、今度は違う男性が対応。Speaking English?ときくので、ちょっとだけ、と答えると、Do you have mobile phone or camera?と言うので、Yes, in my bag. と言う。すると、見せろ、いうように手を出してきたので、急いで携帯を出して手渡す。何をやっているのかわからなかったが、布のようなもので私の携帯と電池切れデジカメをそっと拭いていた。そして異常がなかったのか、無事返却、パスポートも戻ってきた。何だったんだろ。私の他にも、ポーランド人もひっかかっていた。
 あとで旅慣れた人に話すと、ランダムに検査しているんじゃないか、とのことだった。でも失礼しちゃうよねー、とも言っていた。そうだそうだ、私なんて何もできないですぞ。でもまあ、いい経験をしたということで。

 ところ変わって、次はイスラエルから飛行機に乗るための出国手続きのときのこと。イスラエルは出国のときにも厳しい、と聞いたので、やっぱりちょっとドキドキ。私のスーツケースが通る…と、なんか違うところに呼び出されたんですけど!添乗員さんが一緒についててくれるので、指示をあおぐ。まずはトランクを開けろ、とのこと。
 何が引っかかってたのかと思っていたら、大量のパンフレット。イスラエルに関するもので、もう使わないからスーツケースにしまっていたのだ。なんでこれが??添乗員さんは慣れているので、何やら英語で説明してくれ、無事解放された。何だったんだろ(2回目)。やっぱりこれもランダム?

 余談だが、別のツアーでギリシャに行ったときは、何ごともなくチェックが済んだ。電子辞書をカバンからうっかり出し忘れて、ちょっと出せ、って言われたくらい。今でも謎に包まれたままのイスラエルの入国・出国審査の話でした。



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